HERMONAN VOICE /和・音 RESONACE INFINI (試聴♪) [STAR-2]
HERMONAN VOICE /和・音 RESONACE INFINI (試聴♪)
[STAR-2]
販売価格: 2,100円(税込)
在庫あり
商品詳細
マオリ族の賛美歌をはじめ、黒人霊歌、ドイツ歌曲、日本の唱歌や古謡など、世界の美しい合唱曲を歌い上げるハルモニアンヴォイスの1stアルバム。2005年9月、近江楽堂でのライブ録音盤。
1 マオリの讃美歌 2:28
2 IMAYOU 今様 2:07
3 SAKURA さくらさくら 2:12
4 NOBARA 野薔薇 3:32
5 讃美歌390番 2:27
6 タウベルトの子守歌 3:57
7 KONOMICHI この道 3:28
8 TANABATASAMA たなばたさま 1:25
9 YOIYOI YOKOCHO よいよい横町 2:28
10 OBOROZUKIYO 朧月夜 2:50
11 TAKIBI たき火 2:21
12 Nobody Knows the Trouble I See 3:21
*ハルモニアン・ヴォイスのおもな活動
1990年設立。
2001年9月 在日オーストリア大使館にてミニコンサート。
2002年3月 ウィーンにて、ウィーン大学の日本学科の授業にゲストとして招待される。また世田谷区と姉妹区であるウイーン市ドーベリング区の音楽学校のコンサートに出演。
2002年12月 青山コーリィベイホールにて、第1回ハルモニアコンサート。
2005年9月24日 オペラシティ近江楽堂にて第5回ハルモニアコンサート開催。
コンサートのほか、ハルモニアコーラス合宿、個人レッスン、今後はセミナー等も企画予定。
ハルモニアン・ヴォイス
コンダクター鍋島久美子 インタビュー
文・構成・谷崎テトラ
スターシア・ランドスケープ第三弾、ハルモニアン・ヴォイスのCDがリリースされた。独自の唱法で意識の深い部分に共鳴作用をもたらすスピリチュアルなハーモニー。コンダクター鍋島久美子氏にその唱法についてのお話をお聞きしました。
◯今回のアルバムでは世界各国の賛美歌がはいっていることが印象的です。とくに一曲目の「マオリの賛美歌」が印象的ですが、これはどんな曲なんですか?
鍋島久美子(以下、N) :マオリというのはニュ-ジランドの先住民族です。キリスト教が入ってきたときに、その賛美歌をマオリの人が耳で聞き覚えて、それに自分たち独特のハーモニーをつけたものなんです。このハーモニーの裏にはマオリ独特のハーモニーの感覚があるんですね。彼らは言語はあるけど、文字はない。そしてハーモニーはあるけど、楽譜というものがないんですね。先祖伝来、耳で伝えているんです。
◯今回のアルバムタイトル「和・音」とは?
N:日本人的な「和」と、ハーモニーをあらわす「和音」をかけたんですね。和声ではなく、和音。そして、サブタイトルで、レゾナンス・インフィニ(永遠の響き)としました。日本人はほかの民族と違う意識を根底に持っていると思う。人と精霊が一体となっているような土着的な意識。すごい透明感のある意識。自動的に人の自我を透明化していく作業を歴史的におこなっているんですね。
音というのは人の意識を軽くしていく、空に消えていく音と、人の意識に留まってしまう重たい音があるんですね。人の意識を軽く、空に抜ける音が一番いい響きだろうな、と。そういうものは自分の自我をつきぬけったときに、うまれる。自分の自我が残っているときは空には立ち上っていかない。
いまは陰の極、闇の極まで行く時代だと思うのですが、だけど日本の持っている一番透明なものが、これからもっと原点に近い形で蘇ってくる時代だと思うんです。
◯ハルモニアンヴォイスのハーモニーの独自性について教えてください
N:いわゆる合唱曲風の編曲ではないんですね。ひとつひとつのメロディラインの縦の響きを、奥行きにむかって広がるように編曲してあるんです。従来の合唱曲はメロディ性を重んじていると思うんですね。メロディにつける和声という形。わたしたちの場合、和声があって、和音があって、その上で必然的にメロディが浮かぶというアプローチなんですね。
というのは和声というのは、意識でいえば潜在意識の部分と私たちは解釈しているんですけれど、自分の意識の必然性が動けば、必ず一つのストーリーができあがっていく。そのストーリーに動かされる私たちではなく、私たちの必然性の奥深いメッセージによって動かされる日常であるという発想というんでしょうか。
◯そこではどんなストーリーがあるんですか?
N:私たちが小さいときから歌っている歌って、こころの原点、原風景になっているわけですよね。その原風景を奥行きのない音で私たちの意識にインプットしていくとエネルぎーが乏しくなるのと、意識の厚みが薄くなっていく。意識の厚みを深くさせるためには、シンプルなメロディであっても、その奥に動く光のゆらぎの厚みを出していくと、ひとつのものにこれだけ深い意味合いが生まれる。それを感じる事は、意識のエネルギーを増幅するのに一番大事なことなんです。私たちは「後ろの意識を開く」っていうんですが、後ろの意識を開くためには響きあいによってフラクタルな鏡のようにその奥に部分に到達していくしか手段はないわけなんです。
それは直感なんですが、周波数は同調作用と共鳴作用と増幅作用を起こすってことなんです。周波数というのは音についても色についても意識についてもまったく同じ系列を持つ訳ですよ。人間の身体についても。人間の身体も尾てい骨から、すべての骨の振動する周波数が決まっているわけですね。そうすると自分の声を透明感を持って響かせることによって倍音を発生させる。その倍音をあわせることによって、可聴範囲を超える倍音がでているわけです。
◯ハルモニアンヴォイスの聴き方は?
N:既成概念をゼロにすること、それから自分が特定の感情を癒されたいとか、そういう限定意識を持たないということですよね。そうするとひとりひとり違う反応が起きます。第一のレベルでは「意識の奥がいきなり響く」という方がいますね。共鳴作用を起こす。そうするとうまいとか下手とかではなく、理由もなく、だぁっと涙が出ますね。その次には非常に気持ちがいい。場面を連想するという人がいます。これは音の響きのなかをちゃんと遊んでいる訳ですよね。空間があるから遊べるわけですよね。マイナスの作用としては、なにも感じなかったという人もいるかもしれないし、音楽の専門の方、とくにクラシックの専門の方は素人だわ、と感じるかもしれない。さらにマイナスの反応としては自分に対しての攻撃性を感じるという人もいらっしゃるんですね。
1曲目が視聴できます♪
1 マオリの讃美歌 2:28
2 IMAYOU 今様 2:07
3 SAKURA さくらさくら 2:12
4 NOBARA 野薔薇 3:32
5 讃美歌390番 2:27
6 タウベルトの子守歌 3:57
7 KONOMICHI この道 3:28
8 TANABATASAMA たなばたさま 1:25
9 YOIYOI YOKOCHO よいよい横町 2:28
10 OBOROZUKIYO 朧月夜 2:50
11 TAKIBI たき火 2:21
12 Nobody Knows the Trouble I See 3:21
*ハルモニアン・ヴォイスのおもな活動
1990年設立。
2001年9月 在日オーストリア大使館にてミニコンサート。
2002年3月 ウィーンにて、ウィーン大学の日本学科の授業にゲストとして招待される。また世田谷区と姉妹区であるウイーン市ドーベリング区の音楽学校のコンサートに出演。
2002年12月 青山コーリィベイホールにて、第1回ハルモニアコンサート。
2005年9月24日 オペラシティ近江楽堂にて第5回ハルモニアコンサート開催。
コンサートのほか、ハルモニアコーラス合宿、個人レッスン、今後はセミナー等も企画予定。
ハルモニアン・ヴォイス
コンダクター鍋島久美子 インタビュー
文・構成・谷崎テトラ
スターシア・ランドスケープ第三弾、ハルモニアン・ヴォイスのCDがリリースされた。独自の唱法で意識の深い部分に共鳴作用をもたらすスピリチュアルなハーモニー。コンダクター鍋島久美子氏にその唱法についてのお話をお聞きしました。
◯今回のアルバムでは世界各国の賛美歌がはいっていることが印象的です。とくに一曲目の「マオリの賛美歌」が印象的ですが、これはどんな曲なんですか?
鍋島久美子(以下、N) :マオリというのはニュ-ジランドの先住民族です。キリスト教が入ってきたときに、その賛美歌をマオリの人が耳で聞き覚えて、それに自分たち独特のハーモニーをつけたものなんです。このハーモニーの裏にはマオリ独特のハーモニーの感覚があるんですね。彼らは言語はあるけど、文字はない。そしてハーモニーはあるけど、楽譜というものがないんですね。先祖伝来、耳で伝えているんです。
◯今回のアルバムタイトル「和・音」とは?
N:日本人的な「和」と、ハーモニーをあらわす「和音」をかけたんですね。和声ではなく、和音。そして、サブタイトルで、レゾナンス・インフィニ(永遠の響き)としました。日本人はほかの民族と違う意識を根底に持っていると思う。人と精霊が一体となっているような土着的な意識。すごい透明感のある意識。自動的に人の自我を透明化していく作業を歴史的におこなっているんですね。
音というのは人の意識を軽くしていく、空に消えていく音と、人の意識に留まってしまう重たい音があるんですね。人の意識を軽く、空に抜ける音が一番いい響きだろうな、と。そういうものは自分の自我をつきぬけったときに、うまれる。自分の自我が残っているときは空には立ち上っていかない。
いまは陰の極、闇の極まで行く時代だと思うのですが、だけど日本の持っている一番透明なものが、これからもっと原点に近い形で蘇ってくる時代だと思うんです。
◯ハルモニアンヴォイスのハーモニーの独自性について教えてください
N:いわゆる合唱曲風の編曲ではないんですね。ひとつひとつのメロディラインの縦の響きを、奥行きにむかって広がるように編曲してあるんです。従来の合唱曲はメロディ性を重んじていると思うんですね。メロディにつける和声という形。わたしたちの場合、和声があって、和音があって、その上で必然的にメロディが浮かぶというアプローチなんですね。
というのは和声というのは、意識でいえば潜在意識の部分と私たちは解釈しているんですけれど、自分の意識の必然性が動けば、必ず一つのストーリーができあがっていく。そのストーリーに動かされる私たちではなく、私たちの必然性の奥深いメッセージによって動かされる日常であるという発想というんでしょうか。
◯そこではどんなストーリーがあるんですか?
N:私たちが小さいときから歌っている歌って、こころの原点、原風景になっているわけですよね。その原風景を奥行きのない音で私たちの意識にインプットしていくとエネルぎーが乏しくなるのと、意識の厚みが薄くなっていく。意識の厚みを深くさせるためには、シンプルなメロディであっても、その奥に動く光のゆらぎの厚みを出していくと、ひとつのものにこれだけ深い意味合いが生まれる。それを感じる事は、意識のエネルギーを増幅するのに一番大事なことなんです。私たちは「後ろの意識を開く」っていうんですが、後ろの意識を開くためには響きあいによってフラクタルな鏡のようにその奥に部分に到達していくしか手段はないわけなんです。
それは直感なんですが、周波数は同調作用と共鳴作用と増幅作用を起こすってことなんです。周波数というのは音についても色についても意識についてもまったく同じ系列を持つ訳ですよ。人間の身体についても。人間の身体も尾てい骨から、すべての骨の振動する周波数が決まっているわけですね。そうすると自分の声を透明感を持って響かせることによって倍音を発生させる。その倍音をあわせることによって、可聴範囲を超える倍音がでているわけです。
◯ハルモニアンヴォイスの聴き方は?
N:既成概念をゼロにすること、それから自分が特定の感情を癒されたいとか、そういう限定意識を持たないということですよね。そうするとひとりひとり違う反応が起きます。第一のレベルでは「意識の奥がいきなり響く」という方がいますね。共鳴作用を起こす。そうするとうまいとか下手とかではなく、理由もなく、だぁっと涙が出ますね。その次には非常に気持ちがいい。場面を連想するという人がいます。これは音の響きのなかをちゃんと遊んでいる訳ですよね。空間があるから遊べるわけですよね。マイナスの作用としては、なにも感じなかったという人もいるかもしれないし、音楽の専門の方、とくにクラシックの専門の方は素人だわ、と感じるかもしれない。さらにマイナスの反応としては自分に対しての攻撃性を感じるという人もいらっしゃるんですね。
1曲目が視聴できます♪